釧路市障害者施策推進協議会(平成15年3月25日開催)
開催日時及び場所
平成15年3月25日(火) 10:00~
釧路市役所分庁舎2階会議室
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結果
第2次釧路市障害者福祉計画に基づき広報・啓発・福祉活動、生活支援、教育・育成、雇用・就労分野において障害者施策を積極的に進めていく。
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第2次釧路市障害者福祉計画案の説明
- 計画期間
10ヶ年
- 理念
「ノーマライゼーション」と「リハビリテーション」の理念を継承し、地域住民とともに実践し共生する社会を目指すもの。
- 計画内容
5章の構成で、計画の骨子となる第4章は9つの施策体系、18の基本的な方針からなる。18の基本的な方針ごとに現状と課題、基本方針、基本的な施策、主要事業を記載。また、在宅福祉を重点として29事業に数値目標を設定。
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発言要旨
- 車いす利用者がパソコンで行うことができる仕事の委託について、各官庁に協力願いたい。
- 計画の広報・啓発・福祉活動において、IT機器の有効活用とネットワーク化の推進を記載している。個別なことはその都度進めていきたい。
- ITの推進は重要である。
- 仕事は自立につながり大変大事なことである。技術の習得と環境整備が必要となる。
- 障害の「害」をひらがなにしてはどうか。
- 教育・育成に「おもちゃライブラリー」を記載してはどうか。
- 中途失聴覚者に対するボランティア養成講座を3回開催しているが、その後に生かされていない。
- 身障トイレ等の施設について、冬期間閉鎖している場合がありマップ等を作成し判るようにしたらどうか。
- ひらがなの趣旨は理解できるが法律はまだであり、この計画への対応は困難である。
- 「おもちゃライブラリー」の記載について、教育委員会等と協議する。
- 計画にも記載しているが、要約筆記者の養成とPRを積極的に行う。
- 広域市町村事務組合・観光課・観光協会・管内観光連盟等が作成するマップに身障トイレ等の施設の表記をお願いしている。
- 視覚障害者で市役所の案内(庁内)から行き先の部署まで、案内をしてもらえなかった方がいた。また、市役所の玄関に視覚障害者の来訪を知らせるチャイムが以前はあったが今はないのか。
- それぞれの部署が庁内案内まで行って誘導するのが正しい。これからも徹底していく。チャイムは今もある。また、聴覚障害者のために、手話通訳者を配置している。
- 障害者をものめずらしく見たり、振り返ったりする。教育期に啓蒙・理解が必要。市役所等は率先して対応してほしい。
- せめて高校生になったら、障害者に対する態度を「かわいそう」から「大事にする」ことへの教育が大事である。
- 総合学習の成果として、これから地域と学校のボランティアが結びつき、生かすことができる。
- 丹頂の園には最重度の方が入所しており、24時間介護が必要である。
- 在宅への対応として釧路市の計画でどう対応するのか。デイサービス施設は橋南・橋北等ブロックごとに必要。また、児童には児童、大人には大人のプログラムが必要である。
- 重度心身障害児者の入浴等への対応が課題である。
- 障害者本人や家族のニーズを把握することが大事であり、障害者ケアマネージャーの養成が必要である。
- モニタリングは市が行うのか。
- 社会福祉協議会では重度心身障害児者へ24時間体制でヘルパーを派遣している。
- 計画において生活支援関係を中心にニーズにそって対応する。
- モニタリングは基本的に釧路市障害者施策推進協議会が行うが、必要に応じて計画策定に携わった市民から意見を聞いたり、委員会を設置し対応する。また、中間年で計画の見直しを行う。
- スウェーデンを視察したときに、高齢者や障害者が街にいた。北大通の空き店舗を活用し、街に出てもらうことが大事。
- 担当課は商工労働課であるが、補助メニューもあり広報したい。商工会議所や商工労働課と連携して進めたい。
- これまで隔離政策を進めてきた。特殊学級がそうである。いつもみたり、接したりする機会が必要である。
- 障害児教育を行っている学校もある。自分も講演し生徒から手紙も来たことがある。障害者も障害者の意識を捨てて前に出ることが必要である。
- 重度心身障害児のふれあい学園では普通学級の児童が来る。
- 障害者も街で憩える場所が必要である。
- オストメイト対応トイレの設置は素早かった。お礼申し上げる。また、現地で利用者の意見を聞いたのがよかった。
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