令和元年度第3回釧路地域協議会

日時・場所

日時 令和2年2月27日(木) 午前10時から午前11時30分まで
場所 釧路市役所本庁舎2階 第2委員会室

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内容

(1) 開会

(2) 議題
①令和2年度予算について
・事務局より資料に基づき説明。
・委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
釧路市予算(案)の概要の4ページ、民生費について、前年比7.9億円、2.4%の伸び率の内訳を教えてほしい。

【事務局】
民生費の7.9億円の増要素として、障がい福祉サービス費が約3億円増えている。障がいを持っている方の福祉サービスの利用、例えば施設利用やホームヘルパーの利用が増えている。
もう1要素として、幼保一体化の関係で、当市の予算費目上でこれまでは教育費の方に含まれていた幼稚園の部分を、保育の関係である民生費へ移したことによるもの、また、さらに幼保無償化に関する交付を含めて9.3億円と増えている。その他に減要素もあり、合わせて7.9億円の増となっている。

【委員】
高齢者外出促進バス事業。予算に関してではないが、すでに実施されていることから、利用状況や評価はどのように考えているか。

【事務局】
利用状況のデータは本日用意していないが、利用は促進されていると聞いている。引き続きこの取り組みは進めていく。公共交通の利用促進と併せて、利用環境の整備も進めていこうと考えている。

【委員】
高齢者の外出機会を増やす大変良い事業だと思うので今後も進めてほしい。

【委員】
せっかく良い制度が利用されているのだから、従業員も高齢利用者に対して親切丁寧に対応してほしいと思う。

【委員】
高齢者外出促進バス事業はとても良い事業だと思うので、しっかりと検証を進めてほしい。年齢別の利用者数がわかると良い。また、使い勝手の良さ・悪さの意見を聴取し、今後に活かしてほしい。
釧路市がコンパクトシティを目指しているのなら、まちなかの整備を住環境と絡めて市の施策を考えてほしい。住宅、医療機関、バス路線の再編や持続等を含めて市に検証してほしい。

【事務局】
コンパクトシティを進めていく上で、釧路市立地適正化計画によって、釧路市としてコンパクト化に向けたまちづくりの大きな方向性を持ちながら取り組んでいる。バス路線も利用の少ない地域については、デマンド型という予約制の乗合タクシーのような運行も考えながら、公共交通の計画も進めている。高齢者のバス利用状況について集計方法の検討を含め検証を進めていく。

【委員】
新型コロナウイルスに関して様々な対応が必要だと思うが、この予算に反映されているのか。

【事務局】
現状は情報発信の段階であり、市で予算を計上して何かを行う段階ではない。今後必要に応じて予算計上または予備費の利用をするなど対応方法は様々ある。当初予算をまとめる段階ではその内容は含まれていない。観光振興の予算等についてはこの影響で事業執行に影響が出る懸念もあるが、事業を行う準備は進めつつ、事態の収束状況を見極めながら対応していく。

【事務局】
新型コロナウイルスの感染拡大の防止については、基本的に北海道の保健所で対応される。釧路市は所管している公共施設の施設管理の部分で対策を行っていく。基本的には北海道の保健所で情報収集や対策を講じてもらい、釧路市はその情報を受け、市民の方々に安心してもらえるよう、対策していることを皆さんにお知らせすべく記者会見等をしている。市の役割をしっかり捉えて対応していく。

【委員】
阿寒湖畔のホテルも休業するという話をきく。釧路市にも当然経済的な影響があるのではないか。

【事務局】
経済対策についても、融資や経営相談などに対応していく中で、全般的に人の動きが止まることで生じる地域経済の課題に対して各分野が対応すべく準備を進めているところである。
【委員】
当初予算(案)のポイント12ページ、宅地耐震化推進事業、大規模造成地の調査と出ているが具体的にどのような事業なのか。

【事務局】
市内の大規模盛土が行われている場所を令和元年度内に整理するものとして国の要請に基づき調査している。その盛土が行われた場所の造成された年代を調査するのが令和2年度の事業である。

【事務局】
主に東部地域になるが、最も古い地図と平成28年の地図を比べ、地図の標高(高低)に違いがある部分を盛土されていると推測されるものとして国がマップを作成し各市町村へ移譲される。それ自体がすなわち危険ということではなく、事実として盛土されている箇所であるというもの。市町村はそれに対し、どの地域の盛土がいつ造成されたものか調査することとされている。
一方、市では宅地造成規制法に従って、家を建てる場合の地盤について、法規制のもとで届け出を出していただいた上で行っているため、これが発表されたからといって危険だということではない。

【委員】
当初予算(案)のポイント18ページ、都心部官民境界先行調査費の事業内容を教えてほしい。

【事務局】
防災上の観点から、将来的に災害があった後に宅地境界というのはなかなか民地側の境界がはっきりしないことから、公物である道路の部分でまずは、境界部分をはっきりさせることが主たる目的。道路からみた公物としての範囲とそれに隣接する四つ角の民地をはっきりさせる。そこから境界部分を調査していく。すべての土地の公物に境界が入っているわけではないので、この事業によりそれを補っていくこととなる。
かなり年数はかかると予想されるが、釧路市は河川が二つあるためそこから調査していき境界を明確にしていく。

【委員】
当初予算(案)のポイント18ページ、空家等対策事業の中に空きビルは入っているのか。

【事務局】
空家等対策事業のなかには空きビルも含まれており、空家と一体となって対応していく。

【事務局】
現在の法制度、権利の関係でいくと行政が代執行をしても、土地自体が所有者から移らないという前提の中で、行政側がそれを執行するというのは様々な課題があり、他の地方都市共通の悩みとなっている。そのような制度上の改善を図ったうえでなければ取り掛かれない部分もある。これは他都市とも連携しながら北海道市長会等を通じて国へ改善点も要請している。問題認識として捉えて働きかけをしているところである。
【委員】
当初予算(案)のポイント17ページ、釧路駅周辺整備推進事業について、毎年一定程度の予算がついているが、具体的にどのようなものにこれだけの予算がついているのか。見た目では駅周辺の整備が進んでいるようには見えないがどの程度進んでいるのか。もう少し詳細を教えてほしい。

【事務局】
釧路都心部まちづくり計画には基本構想編というのがあり、平成30年度に策定している。令和元年度と令和2年度の2か年をかけて事業構想編を策定していく。基本構想編自体は、都心のあり方として、まず土地利用を含めて、また、他計画等を含めてどうなっているのかという位置づけが計画されている。事業構想編というのは、例えば鉄道と交差する道路の問題に対し、北側、南側の交通ルートを含めた道路のあり方、また、新たな土地利用をしていくための区画整理の基本となる考え方、それから鉄道自体を高架する場合には現在の鉄道駅舎等の施設の移転をしなければ工事を進められないため、そのような課題について有識者を含めて検討会議が年間で3回ほど開催されている。事業を行う上で、重要な考え方をまとめるものであり、数十年にわたる公共施設やまちの骨格を決める行動に至るためのマスタープランであるため時間をかけて議論を重ねているところである。事業予算の具体的なものとしては専門のコンサルティング会社に委託し、交通量の解析や、様々なヒアリング調査等の費用として予算がついている。

【委員】
当初予算(案)のポイント11ページ、子育て環境の充実を目指してというところについて、ハード事業が多いように感じる。3~5歳児の幼保無償化となったことから、東京や横浜の財政的に豊かな都市を見てみると、0~2歳児の子どもの保育に対する支出を増やしていて、差別化を図っているところがある。0~2歳児の幼保無償化を見据えてどのように進めていくのか方針を考えてほしい。まち・ひと・しごと創生総合戦略にも絡んでくると思う。0~2歳児に対する支援を考えていってほしい。

【委員】
当初予算(案)のポイント11ページ、児童館運営事業の拡大について、郊外、昭和地区や愛国地区は特に共働き世帯が多い。児童館へ入れる要件は厳しく、事業拡大されている実感がない。子どもの学年によって大きく格差が出るような運営にならないよう公平感を感じられるよう検討してほしい。

【委員】
交通安全指導員の登録者数が以前は200名ほどだったが150名にまで減っていると聞いた。愛国地区や雄鉄線近辺の交通事故が多発している。高齢化が進み、シニア世代の方々に支えてもらっていた部分が崩れ始めている。交通安全指導員は無償だと最近知った。多くはボランティアの気持ちで登録してくださっていると思うが、輝くまちづくり交付金などの趣旨とも一致すると思うので何か考えてほしいと感じる。

【委員】
PTAと学校が地域とのつながりが地区により差があり、つながりが薄いと感じる。共助の考えからすると、学校等が音頭を取って、PTAを通じて地域のつながりを持っていくべきと感じた。
【委員】
当初予算(案)のポイント5ページ、「はたらく×中高生・つながるプロジェクト」はもっと予算をかけて今後しっかりと機能していくようにしてほしい。子どもたちの市外流出の抑制や札幌や東京に転出した子どもたちがいつか釧路に帰ってきてくれるかもしれないという可能性につながるプロジェクトだと思うのでできるだけ推進してほしい。

【委員】
当初予算(案)のポイント13ページ、北陽高校管理運営事業について、台湾への見学旅行、観光的な部分もあると思うが、「なぜ台湾なのか」という声もよく聞く。これを短期でやめてしまったらバッシングを受けるのではという懸念があるがどのように考えているのか。

【事務局】
タンチョウヅルやマリモなど台北の動物園との交流から始まり、学生の交流へとつながっている。今後もこれ一度きりではなく、国際理解教育の観点からも継続して進められていく取り組みと理解している。

【委員】
予算の公表資料、音別地区の写真がほとんど使われていないのが気になる。もう少し釧路市の魅力として音別地区の写真も多く取り入れてほしい。

【事務局】
いい素材写真を集めるよう努める。


②「第2期 釧路市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の素案について
・事務局より資料に基づき説明。
・委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
今後の産業の方向性はどのように考えているのか。

【事務局】
釧路市の三大基幹産業(石炭、水産、紙・パルプ)に加え、観光、国際バルク戦略港湾関連事業、農業分野についても力が上がってきていることから、産業として伸ばしていこうと考えている。

【委員】
移住定住のPRについて。どこの地域も定住者を増やす努力をしている。数ある中から釧路市を選んでもらうためのPRを考えてほしい。避暑のための一時的な滞在や老後の居住地としてだけでなく、若い世代に定住してもらい家族をつくってもらうことも大事だと思う。そのような観点から広報くしろは魅力が感じられない。たくさんの人に興味を持ってもらえるような発信をしてほしい。
【事務局】
定住の広報として、北海道応援プロジェクトというサイト内で定住の案内を行って広報している。

【事務局】
広報くしろは伝えなければいけない情報を盛り込むため親しみにくいところもあるかもしれないが、表現をやわらかくし、表記を大きくするなど見てもらえるよう工夫を重ねている。
定住の情報発信については、釧路市の産業や地元企業の認知度の低さが一番の課題と認識し、中高生にとって地元就職が将来の選択肢の一つとなるよう、早期より企業を知ってもらう取り組みを経済団体等の協力を得て組み立てている。UIJターンとしては成人式等の帰省時に企業情報の冊子を配布し、都会ではなく地方、釧路に住むことのメリットを併せて情報発信している。
人材もお金も中央から地方へというのが国の、まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本的な考え方であることから、最終的に定住につながるのが理想的だが、裾野を広げることも大事だと考えている。たとえ定住に至らずとも長年釧路市に関わってもらえる「関係人口」も増やしていこうとしている。

【委員】
広報くしろは必要な方が必要な箇所を見る分には現状でも内容は十分だと思う。広報誌の役割を認識し、対象を絞って発信する。他の地域に住む方へは別のツールで発信するなど分けていかなければ意味がない。市だけでやろうとせず、民間の事業者の力を借りてよいと思う。釧路市は情報発信の内容・対象者の整理、情報発信に資するお金の使い方をメインに担ってもらえれば良いと思う。

【委員】
釧路市には大学も工業高校もあることから若い人材はたくさんいる。釧路に興味を持ってもらい釧路をどうするか考えてもらう、一緒に巻き込んでいくことが大事だと思う。

【事務局】
わかもの△カイギと称して、釧路公立大学の生徒に中心になってもらい、若者を巻き込む取り組み、アンケート調査等も行ってもらっている。釧路市で勉強している若者にも残ってもらえるよう取り組んでいくことも重要と認識している。


③地域協議会の今後のあり方 検討スケジュールについて
・事務局より資料に基づき意見募集について説明。
・委員から寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
全国で合併をした自治体はたくさんあると思うが、ずっとこういった地域協議会を続けているところがどのくらいあるのか、今後のあり方を検討する資料として知りたい。

【事務局】
調査し、まとめておく。
【委員】
釧路市地域協議会条例にあるような地域固有の事務事業、地域にとって何が課題になっているのか、当初はそれなりにわかったが、最近は全然ない。地域固有というか各地区それぞれではあるだろうが、地域協議会が必要なのかということではなんとも判断がしがたい。合併から十数年経って一体感醸成でもないが、やはり音別がなかなか目に触れないのが釧路市民として常に気を付けなければならないと自覚してきてはいる。


④その他
・全体を通して寄せられた質問・意見等は次のとおり

【委員】
知人に釧路市は悲惨だと言われた。かつて釧路の顔といわれた北大通だけにこだわっていくのか駅周辺エリアとして考えていくのか今後の方針を考えていく必要があるのではないか。

【事務局】
中心市街地に関しては釧路市中央図書館ができたことにより店舗が増え人通りが多くなったというデータが出てきているところ。また、観光では幣舞橋のライトアップや周遊観光を充実させる取り組みも進めている。釧路都心部まちづくり計画の事業構想編や都心部地区交通戦略の策定も進めているところであり、釧路市のシンボル的なエリアとしてしっかりと進めていきたい。
また、市内全体のまちづくりでは、釧路市立地適正化計画の中で都市機能誘導区域という市内に8つほどの拠点を置いており、メリハリをつけたまちづくりの考え方を持っている。将来を見据え着実に進めていくことが重要と考えている。


 (3) 閉会


※本議事要旨の内容は出席委員全員の確認・署名による同意を得ている。
 

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