釧路市観光国際交流センター及び幸町緑地指定管理者の選定について
1.公の施設の名称及び所在地
1. 釧路市観光国際交流センター(釧路市幸町3丁目3番)
2. 幸町緑地(釧路市幸町3丁目1番から5番及び9番、幸町4丁目1番、浪花町3丁目4番地から8番
地まで、浪花町4丁目12番から14番、南浜町1番)
3.指定期間
平成27年4月1日から平成32年3月31日まで4.選定理由等
指定管理者選定委員会における審査の結果、釧路市観光国際交流センター及び幸町緑地の指定管理者として最も適していると認められたため、当該団体を指定管理者の候補者として平成26年9月定例市議会に提出し、市議会の議決を得ました。選定委員会における評価・意見など
・ 実績もあり、管理に当たる人員についても期待できる。・ センターを利用したMICE誘致への取り組みに期待した。
・ 新しい事業モデルに取り組んでおり、今後期待できる。
・ 幸町緑地を活用した自主事業の積極的な提案があるとさらによいのではないか。
5.申請団体
1団体6.選考基準
選考は、次の基準により行い、総合的に、本施設の管理を行うに当たり最も適していると認める団体を指定管理者の候補者に選定することとしました。- 市民の平等な利用の確保等の適正な施設の管理ができること。
- 事業計画書の内容が、本施設の効用を最大限に発揮するとともに、管理経費の縮減が図られるものであること。
- 事業計画書の沿った施設の管理を安定して行う人員、資産その他の経営規模及び能力を有しており、又は確保できる見込みがあること。
- 施設の目的に応じた利用促進に、積極的であること。
- 釧路フィッシャーマンズワーフ及び東港区北区緑地(EGG)との連携を図った運営ができること。
具体的な審査項目及び配点については、次のとおりとし、点数付けの結果に基づき、指定管理者の候補者を選定することとしました。
ただし、◎印の審査項目において問題がある場合には、合計点数に関わらず、指定管理者の候補者に選定しないことがあることとしました。
選考基準 | 審査項目 | 配点 |
市民の平等な利用の確保等の適正な管理 | ◎施設の目的や性質に応じた市民の平等な利用の確保(特定の団体等に有利又は不利になるような差別的扱いが不当になされるおそれがないか) ◎施設管理における安全確保の手段、事故・災害時の対応 ◎施設の管理業務において取り扱う個人情報の管理体制の整備状況(指定管理者が個人情報を取り扱う業務を第三者へ委託する場合は、委託先の体制を含む。) ◎施設利用状況等の管理業務に係る情報の把握・記録・保存等の情報管理及び情報公開の方法 ◎施設の管理業務及び施設内における自主事業と他事業との区分経理などの財務の仕組み ◎関係法令等の遵守 |
10点 |
施設の効用の発揮、サービスの向上 | ◎各管理業務の実施方法 ○利用の促進、利用者サービス向上の手段 (他の関連施設や自主事業との連動による利用者の利便性の向上等を含む) (観光・物産の効果的情報提供等) (地域観光・施設の活性化を促すイベントの創出) ○利用者や周辺住民の苦情・要望等の反映の仕組みなどの整備状況(利用者のニーズや満足度を把握し、サービス提供に活かす仕組等) |
25点 |
管理経費の縮減等 | ◎市が指定管理者に支払うべき指定管理費の設定額とその妥当性 ○管理経費を縮減させる効率的管理運営の取組み ◎指定管理費以外の収入の設定額とその妥当性 ○収入増のための効果的管理運営の取組みと利益の市への還元 |
25点 |
事業計画書に沿った施設の管理を安定して行う人員、資産その他の経営規模及び能力 | ◎団体の資産その他の経営規模及び能力などの団体の安定性・継続性・専門性 ◎同種又は類似の施設の管理運営の実績とその適正性・健全性 ◎団体の理念、社会的信用、代表者や責任者の意欲・熱意 ○団体の運営における透明性や公正性(情報公開の仕組み、監査の体制や遵法管理の仕組みなどの整備状況) ○団体の環境保全の取組み、障がい者の雇用状況、社会貢献等の状況(観光と環境の共存を図る取組み等) |
15点 |
◎施設の管理業務を行う人員配置及び責任体制、管理・監督体制 ◎施設の管理業務を行う人材の確保及び専門性、育成体制の状況、接遇 ◎指定管理者として負担すべきリスクへの対応 |
15点 | |
地域経済への寄与、地域内雇用の確保等 | ○施設の管理業務に必要な資材等の調達方法 ○施設の管理業務に必要な従業員の採用方法 ○現に管理業務を行っている法人等の従業員の継続雇用の考慮 ○地域活動への参加等の地域貢献 |
10点 |
計 | 100点 |
7.選考方法
指定管理者選定委員会において、申請団体によるプレゼンテーション及び申請書類の審査を行ったうえで、上記の選考基準に基づき選考しました。8.選考過程
1. 平成26年 6月 5日 第1回選定委員会(募集方法及び選考基準の決定)2. 平成26年 7月22日 第2回選定委員会
(申請団体プレゼンテーション及び指定管理者の候補者の選定)