平成26年12月  安心して暮らせるまちを目指して

東日本大震災では、釧路川に面したフィッシャーマンズワーフMOOが津波による被害を受け、地階にある電気室などが浸水し、一時休館となりました。あと少し津波が高ければ、地階に電気室のある市役所本庁舎にも同様の被害が及んでいたところです。

 
このようなことから、大規模災害の発生時においても、防災対策の拠点となる市役所本庁舎の行政機能を維持するとともに、災害救助活動や応急復旧活動の体制を強化するため、市役所本庁舎の隣接地に、(仮称)防災まちづくり拠点施設(以下「防災拠点施設」といいます)を建設することとしました。

 
「市民の安全・利便性を確保する施設とすること」、「大災害時にも機能を維持する施設とすること」、「将来の機能変化に対応可能な施設とすること」、「省エネルギー・環境に配慮する施設とすること」の4つの基本理念に基づき整備を進めています。

 
防災拠点施設は、1階部分を津波が通り抜けるピロティ構造とする他、4・5階にある防災対策室、電気室、避難所などの重要施設を大地震から守るため、2階と3階の間に、道内の公共施設では初めてとなる中間免震構造を採用するなど、さまざまな災害に対する安全性を考慮した施設とし、市役所本庁舎から移転する市民サービス窓口は、市民の利便性に配慮し、ワンストップサービスを目指して機能的に配置することとしています。

 
また、防災拠点施設は、国土交通省から全国的なモデル事業として高い評価を受け、他の自治体に先駆けて建設するものであり、その構造や機能の面からも注目されています。
 

今後も市民の皆さんが安心して暮らせるまちを目指して、地域防災力の向上を重点的に図っていきます。