平成27年9月  合併10周年・これからの釧路のまちづくり

平成17年10月11日に釧路市、阿寒町、音別町が合併し、新しい釧路市が誕生しました。

この合併は、人口減少・少子高齢化の社会経済情勢の変化や厳しい財政状況の中、生活圏、経済圏を共にする3市町が地域の将来の発展を見据えて一体となることにより、住民が安心して暮らせる行政サービスを提供することを目的としました。

そのために、先人達の培った文化や伝統を継承しつつ、それぞれの地域にある多様な産業や人材、豊かな自然や食などの地域資源の活用に努めてまいりました。

その結果として、釧路ししゃものブランド化や地元カラマツ材の利活用が進み、音別産フキの皮で作った和紙「富貴紙」、阿寒町の温泉水を使ったせっけん「エピル」や阿寒丹頂黒和牛等への取り組みが始まったところです。今年、釧路湿原、阿寒、摩周を観光圏域とする「水のカムイ観光圏」が国によって認定された他、今年度中には阿寒インターチェンジの開通も予定されております。これからは、釧路市周辺の自治体や圏域との結びつきがさらに重要であるとともに、より一層広い視野で物事を捉えることが必要となります。

また、この地域における人口が減少することが予測される中、地域が持続的な発展をするためには、地域資源を掘り起こし、価値を高め、外から稼ぐ力を蓄えることが重要です。

これからの釧路のまちづくりに必要なことは、市民の皆さんが自分たちの役割を考え、主体的に行動していくことです。その力を結集し、市民、行政が一体となって一つの方向に進んでいくことが、互いに支え合い、心豊かな生産力あふれるまちの実現につながるものと考えております。