平成24年5月  地域を担う人材の雇用と育成に向けて

現在は、先の見えない厳しい時代であり、釧路市を取り巻く課題を、行政、市民、地域が一体となって、取り組むべき方向性を示すとともに「先行きが不透明であっても課題から逃げず、先送りせず、向かうこと」が重要な視点であると考えています。



そのため、これまでの前例踏襲型の行政運営から「ヒト、カネ、モノ、情報」の限られた資源を効果的に活用する経営の視点を持ち、市役所改革に取り組んでいます。



一方、人口が減少し、少子高齢化が進む中、プラスに成長する都市を目指して、地域の資源(豊かな自然、優れた人材、長年の取り組みを通じて地域に蓄積された技術とノウハウなど)を最大限に活用し、都市経営の視点から戦略的にまちづくりを進めています。



雇用政策はこれまで国の政策として、ハローワークを通じて行われてきました。しかしながら、長年にわたって有効求人倍率は低調に推移し、地域で仕事を求める人々の就労環境は厳しい状況が続いています。



市では、若年者を対象とした座学と体験就労を組み合わせた就労促進事業や、基礎から上級レベルのスキル別IT講習事業等、さまざまな切り口から人材育成の取り組みを行います。また、国や北海道と連携しながら、高校生を対象とした地元企業見学ツアーや企業説明会等、高校生と企業を結び付ける機会づくりを行います。



さらに、地域の雇用状況や情報を把握しながら、地域の資源、技術、労働力をしっかりと結び付け、地域の雇用創出を図ります。また、雇用の実態を調査、分析することによって、企業が必要とする人材、スキル等が明確になり、次代を担う人材の育成につながっていくものと考えています。