平成23年12月 「まちの資源」を生かす都市経営の取り組み

来年はタンチョウ、マリモの特別天然記念物指定60周年にあたります。この歳月は、希少生物の保護に取り組んだ先人の努力と、地道に保護活動を続けた住民の皆さんの活動の結晶であり、そうした希少な生物と共生できる地域であることに誇りを感じています。



先の政策予算ヒアリングでは、いくつかの記念行事が提案されましたが、私からは「この取り組みを他の事業にも活用しよう」と話をしました。わが市が誇るシンボルを地域はもとより、全道、全国、世界に発信できるチャンスと捉え、観光や活性化につなぐ相乗効果を考えました。



こうした考えの下、観光団体と共に迎える60周年の行事をおおむね1カ月間に集中させ、同時に集客の利便性を確保するため航空会社への機材大型化の要請や、クルーズ船を運航する旅行会社へのPRの実施など、さまざまなアイディアが生まれ、翌日の庁議で決定となりました。



行政はどのような状況下でもプラス成長を考えていかなければなりません。一つ一つの取り組みが、いかに地域経済にとって最大の効果を生み出すのかを念頭において、仕事をしていかなければならないと考えています。こうした考えが、「まちの資源」を生かすことにつながっていくのです。