平成23年9月  財政健全化の取り組みから1年

1年前の夏も終わりかけた頃、私はある決意を持って市政懇談会の席上で市民の皆さんと対話しておりました。



「いま課題を明らかにし、抜本的な改革を行わなければ、釧路市の未来はない」。

財政健全化に向けたこの言葉は、同じ過ちを繰り返すことはできないとの強い思いから何度も述べさせていただいた私の苦渋の決断でありました。参加された皆さんからは、釧路市の将来を憂う真摯なご質問を多数いただきました。



その内容は釧路振興公社と釧路市土地開発公社が保有する土地処分の見通し、第三セクター等改革推進債の適用のめど、財政健全化の具体的な取り組み、合併後の財政収支、これまで取り組んできた集中改革プランの総括など、極めて多岐にわたるものでありました。



一方で「厳しい今だからこそ、市長はビジョンを示して欲しい」と、市政の責任者として厳しく問われると同時に、厳しさの先に示される釧路市の未来地図が必要なことを求められ、その思いを心に強く留め置きました。



私は席上、「財政健全化の取り組みが目的ではなく、未来に向かうための基盤づくりである。私たちの子どもや孫がいつまでも住み続けられ、市民一人ひとりが笑顔で輝ける釧路市であり続けるために、健全な姿で引き継げるまちづくりに最善を尽くす」ことをお約束させていただきました。財政健全化推進プランは長い行程でありますが、常に初心を忘れずしっかりとマネジメントしていかなければなりません。