(終了しました)博物館特別展「アイヌ語地名を歩く」

アイヌ語地名を歩く 山田秀三の地名研究から

特別展 <終了しました>
多数のご来館、ありがとうございました

北海道立アイヌ民族文化研究センター
釧路市立博物館


アイヌ語地名を歩く
山田秀三の地名研究から

釧路市立博物館設立70周年記念事業

  • 会期:9月2日(土)~24日(日) <終了しました>
  • 会場:釧路市立博物館 特別展示室ほか (釧路市春湖台1-7 電話 0154-41-5809)
  • 観覧時間:午前9時30分~午後5時
  • 料金:通常の入館料でご覧になれます(大人360円・高校生210円・小学生100円)

山田 秀三 (やまだ ひでぞう) 1899-1992

1899(明治32)年東京生まれ、東京帝国大学を経て農商務省、商工省等に勤務。1945年退官。
1949年から北海道曹達株式会社の設立時に請われて社長となる。のち会長、相談役を歴任。
1941年に着任した仙台鉱山監督局長時代に東北の地名に関心を持ち、戦後は自ら「道楽」と称して東北・北海道のアイヌ語地名を調査した。
金田一京助氏の薫陶を受け、知里真志保氏、久保寺逸彦氏と交友関係を持ち、アイヌ語や古代史に関する深い知見を有していた氏の研究は、既存の文献や地図を徹底的に調べ、その上で現地を確認していくという実証的な研究方法を確立し、アイヌ語地名研究の水準と蓄積を大きく前進させた。
著書に「アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集」「北海道の地名」などがある。

調査内容は毎回ファイルにまとめられた 調査内容は毎回ファイルにまとめられた

調査に用いたカメラ(小型軽量なものを好んだ) 調査に用いたカメラ(小型軽量なものを好んだ)

山田秀三著「東北と北海道のアイヌ語地名考」(初版は1957年) 山田秀三著「東北と北海道のアイヌ語地名考」(初版は1957年)

今回の特別展について

アイヌ語地名研究で知られる故・山田秀三氏の研究資料は、ご遺族から平成6(1994)年に北海道立アイヌ民族文化センターに寄贈されました。同センターではこれを「山田秀三文庫」と名づけ、整理作業を続けてきました。この資料の公開を、平成16年度の札幌市、17年度の旭川市に引き続き、、今年は釧路市(9/2~24)と、帯広市(9/30~10/15)で開催します。
展示では、山田氏が地名研究に用いた資料や現地調査に用いた地図、撮影した写真、調査後に作成した記録などを使って、氏の調査の足跡をたどっていきます。地名調査の記録については、特に開催地である釧路地方・十勝地方の資料を中心に紹介します。
また、山田氏は、北海道文化財保護協会、アイヌ無形文化伝承保存会の創設にも参画し、役員をつとめるなど、アイヌ文化や北海道の文化財にも深い関心を持っていました。こうした様々な足跡に関係する資料の展示なども予定しています。
期間中には、アイヌ語地名研究や地図に関する講演会、山田秀三文庫の資料を紹介する講座なども予定しています。
北海道の地名の多くは、アイヌ語に由来しています。これらの地名研究資料をとおして、アイヌ文化の一端に触れていただきたいと思います。

<講座>(終了しました)

「山田秀三文庫の釧路地方に関する資料について」

  • 月日:9月2日(土)
  • 会場:釧路市立博物館 講堂
  • 時間:14:00~15:30
  • 講師:古原敏弘 氏・小川正人 氏(北海道立アイヌ民族文化研究センター)

開催初日の展示解説として、北海道立アイヌ民族文化研究センターが所蔵する山田秀三文庫のあらましと内容について、釧路地方に関係する地名調査の記録資料(文書や写真)を中心に紹介します。

盛況の講座会場 盛況の講座会場

<講演会>(終了しました)

「アイヌ語地名研究をめぐって」

  • 月 日:9月9日(土)
  • 会場:釧路市立博物館 講堂
  • 時間:14:00~16:30
  • 講師:中川 裕 氏(千葉大学文学部教授)

<講師紹介> 1955年神奈川県生まれ。東京大学・1955年神奈川県生まれ。東京大学大学院文学研究科(言語学)修士課程修了。アイヌ語・アイヌ口承文芸を専攻。近年はサハリン・アムール地方のニヴフ語の調査と資料収集にも取り組んでいる。主著に「アイヌ語千歳方言辞典」「アイヌ語をフィールドワークする」「エクスプレス アイヌ語」「アイヌの物語世界」などがある。

<講演会>(終了しました)

「地図をつくる/地図を読む」-伊能図から現代の地形図まで-

  • 月日:9月23日(土・祝)
  • 会場:釧路市立博物館 講堂
  • 時間:14:00~16:30
  • 講師:常澄治義 氏(国土地理院北海道地方測量部次長)

<講師紹介> 1949年千葉県生まれ。1968年に建設省(現 国土交通省)国土地理院に入り、主に地形図の作成に従事。現在、地図情報の整備・利用、伊能大図フロア展などに携わる。
地名にはその土地の記憶が、地図には無限の情報が...ご来場お待ちしております

 

展示会場のようす

展示会場のようす

展示会場のようす

アイヌ語地名から読み取る郷土の記憶...山田秀三の研究から考えてみませんか?

  • 主催:北海道立アイヌ民族文化研究センター・釧路市立博物館
  • 協力:国土地理院北海道地方測量部

会場では、アイヌ文化・アイヌ語地名に関係する書籍・資料の販売・配布も行っております

本特別展の図録(1050円) 本特別展の図録(1050円)

本特別展の図録(1050円) 本特別展の図録(1050円)

販売のほか会場にて閲覧もできます 販売のほか会場にて閲覧もできます

無料で配布しています(部数限定) 無料で配布しています(部数限定)

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