1-28~30 釧路の海2(クジラ・海藻類)

1-28 コンブ類


釧路から根室までの太平洋沿岸で、もっとも普通に見られるのがナガコンブです。釧路から根室に行くに従って長くなる傾向があり、釧路で7、8m前後、根室で10m前後になります。
厚岸から根室を経て知床半島の羅臼までの沿岸に見られるオニコンブは長さ2~3m、幅20~30cmで、品質がすぐれており、折コンブ、長切コンブとして出荷されています。
ネコアシコンブの名は茎の部分がネコの足先に似ていることに由来し、食用にします。
ゴヘイコンブは葉の部分が手のひらのように裂けているので他のコンブと区別できますが、今のところ利用価値はありません。スジメは線状に盛り上がった筋があるのが特徴で、食用にはしていません。

コンブ類

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1-29 ミンククジラ

秋になると釧路沖にはミンククジラが回遊してきます。ミンククジラは口が大きく、歯はありません。歯の代わりに、歯の場所にひげのようなものが生えているヒゲクジラ類の一種です。
ヒゲクジラ類はこのヒゲを使って餌を越しとり、魚やオキアミ、イカなどを食べています。
クジラの祖先は陸上にいた哺乳類から進化しました。尾に近いところにぶら下がっている小さな骨は腰の骨の名残です。クジラの足は退化してなくなってしまい、小さな骨が残るだけになっています。

ミンククジラ

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1-30 シロナガスクジラの下あご

シロナガスクジラは歯がなく、その代わりに歯の場所にひげのようなものが生えているヒゲクジラ類の一種です。クジラは魚ではなく哺乳類の仲間で、シロナガスクジラは世界最大の哺乳類です。
大きな口と体を持ちますが、数センチほどの小さなオキアミなどを食べています。展示している下あごの骨は6.7mあり、全長は25mでした。
以前は釧路、厚岸、浜中、根室に捕鯨会社があり、多くのクジラが水揚げされていました。展示している骨も捕鯨会社が捕獲したものです。
現在では数が少なく、捕獲は禁止されており、とても貴重な標本です。

シロナガスクジラの下あご

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