(終了しました)【博物館】5月14日は音別町遺跡探訪会!先史のひとびとの夢のあと「遺跡」をみにいきましょう!

終了しました。28名のご参加をいただきました。ありがとうございました。
ページ下部に開催の様子を掲載しています。(2016年5月15日追記)


お申し込みが定員に達しましたので、お申し込み受け付けを締め切りました。(2016年5月12日追記)


釧路市立博物館・釧路市埋蔵文化財調査センター・音別生涯学習課は釧路考古学研究会、北斗遺跡竪穴の会、釧路市立博物館友の会と共催し、「音別町遺跡探訪会」を開催します。

釧路市音別町には16箇所の遺跡があり、アイヌの人々が築造したチャシなど、周辺地形も含めて保存状態が良好な遺跡も多く、釧路地方の先史を知る上で重要な要素を持っています。
今回の探訪会ではそのうちの3箇所の遺跡を巡ります。
先史のひとびとの夢のあと「遺跡」をみて、考古学ロマンを感じてみませんか?


  • 日時 平成28年5月14日(土曜日) 午前9時から午後4時まで (雨天中止)
  • 集合・解散 釧路市立博物館
  • 音別町からの参加者の方など、音別町ふれあい図書館で集合(午前10時20分)・解散(午後2時40分)できます。
  • 定員 30名(定員になりしだい締め切ります)
  • 参加料 300円
  • お申込受付 5月1日(日曜日) 午前9時30分から電話にて受付 釧路市埋蔵文化財調査センター 電話0154-43-0739
    ※音別生涯学習課ではお申込受付はしておりません。ご注意ください。



onbetsu_isekitanboukai2016_poster

 


 

音別町の遺跡

3箇所の遺跡を訪ねます。

onbetsu_isekitanboukai2016_kotanmurichashi
古丹ムリチャシ跡。ムリ川に面した丘の上にある釧路市内屈指の難所のチャシ跡です。

onbetsu_isekitanboukai2016_okotanunpechashi
オコタヌンペチャシ跡。音別川の河口を見通すことができる眺めの良いチャシ跡です。


onbetsu_isekitanboukai2016_notoromisakitateanagun
ノトロ岬竪穴群。北海道の名付け親でもある松浦武四郎の文献にも登場する古くから知られた遺跡です。

このページの先頭へ

持ち物・服装・ご注意いただきたいこと

昼食・飲み物は参加者各自で御用意ください。
チャシは急な上り坂を登ることになりますので、ハイキングができる服装でご参加ください。
手袋、帽子、タオルなども必要です。靴にも御留意ください。

このページの先頭へ

お問い合わせ・お申し込み

お申し込みは5月1日午前9時30分から電話にて受付いたします。

釧路市埋蔵文化財調査センター
電話 0154-43-0739
5月13日まで受け付けますが定員の30名に達ししだい締め切ります。
※音別生涯学習課ではお申込受付はしておりません。ご注意ください。


 

このページの先頭へ

遺跡の種類について

北海道の遺跡には大まかに次の種類があります。

【集落跡】
人間が住んでいた竪穴住居の跡などです。北海道では特に竪穴の跡が埋まりきらずに窪みになって観察できる遺跡があり、釧路市内では北斗遺跡、春採台地竪穴群、下仁々志別竪穴群、ノトロ岬竪穴群など、竪穴住居跡と思われる窪みが十数個~数百個におよぶ遺跡があります。


【遺物包含地】
竪穴住居跡などは確認されていないが、過去に土器・石器など遺物が採集された場所です。


【貝塚】
人間が貝をはじめ、食料の残滓を捨てたとされる場所です。貝殻のほか、動物の骨、廃棄された道具なども含むのが一般的です。単なるごみ捨て場としての利用だけではなく、生命や使命を終えたものを現世から送り出す特別な場だったという見方もあります。東釧路貝塚からは放射状に配置されたイルカの頭骨も見つかっており、貝塚利用の宗教的な側面がうかがえます。


【墳墓】
遺跡の種類では「墳墓」と「墓」を区別せず、死者を埋葬した施設をまとめて「墳墓」と呼ぶのが一般的です。巨大な古墳を別にすると、墳墓単独で成り立つ遺跡は少なく、集落跡に隣接して見つかる場合が多く、緑ヶ岡1遺跡、幣舞遺跡など多数の墳墓群が確認される遺跡もあります。


【チャシ跡】
チャシはアイヌ語で「柵・柵囲い」の意味を持ち、アイヌ文化期に構築されたものです。築造・使用年代はおよそ16世紀から18世紀にかけてと考えられ、1条または数条の壕(ごう)を持つものが多く、かつては戦闘用の砦として解釈されてきましたが、砦としての役割のほか、聖地、資源監視場や談合の場所など、地域や時代ごとにいろいろな機能があったと考えられています。釧路市内ではモシリヤチャシ跡、鶴ヶ岱チャランケチャシ跡が国史跡に指定されています。発掘調査例では桂恋フシココタンチャシなどがあり、発掘調査では柵列の跡やウミガメを埋葬した施設も見つかっています。


【その他】
上記に含まれない人間の生活の痕跡をいいます。洞穴遺跡やアイヌの物送り場などの祭祀施設がこれにあたります。

このページの先頭へ

開催の様子

開催当日は、天候にも恵まれ、絶好の遺跡探訪日和となりました。

onbetsuisekitanbou2016_1
いきなり難所のチャシ、古丹ムリチャシ跡に挑みます。
「この斜面をのぼります」「うわあ」
onbetsuisekitanbou2016_2
エゾシカと思しきけもの道をつづら折れにのぼっていきます。
onbetsuisekitanbou2016_3
足元のかわいらしい花が参加者をはげましているかのようです。エゾオオサクラソウでしょうか。
onbetsuisekitanbou2016_4
チャシの頂部に到着しました。参加者が囲んでいるくぼみがチャシの壕(ごう)です。
古丹ムリチャシ跡からは、ムリ川を見通すことができます。

onbetsuisekitanbou2016_5
 昼食後、音別川右岸にあるオコタヌンペチャシ跡へ向かいます。
onbetsuisekitanbou2016_6
 チャシの頂部から壕を見下ろしています。オコタヌンペチャシ跡には、激戦の舞台となった伝承があります。
 onbetsuisekitanbou2016_7
 音別川河口まで見通すことができ、眺めは抜群です。天気も良く、参加者のみなさんもオコタヌンペチャシ跡からの景色は気に入られたようでした。
 onbetsuisekitanbou2016_8
オコタヌンペチャシ跡のてっぺんにて記念撮影。

onbetsuisekitanbou2016_9
ノトロ岬竪穴群。海に向かって張り出した台地に擦文時代の竪穴のくぼみが残されています。
音別公園墓地より台地の先端方向を眺めます。
onbetsuisekitanbou2016_10
 探訪中、札幌行きのスーパーおおぞらが遺跡の近くを通り過ぎていきました。
 onbetsuisekitanbou2016_11
 音別町ふれあい図書館の2階には、音別町郷土資料展示室があり、過去に発掘調査などで出土した考古資料も展示しています。こちらも見学しました。

ご参加ありがとうございました。

このページの先頭へ