コンパクトなまちづくりに関する基本的考え方(平成24年12月)
平成24年12月
策定の背景
釧路市は、人口減少の傾向にあり、広い市街地における都市機能の拡散により、様々な問題が生じることが予想されます。都心部の空洞化や未利用地の増加、また、都市機能が拡散していることによって、自家用車を持たない人々の生活も不便なものとなります。道路や下水道といった都市基盤施設の整備や維持管理に要するコスト負担も増加し、このような状態が続くと、将来、市の都市経営が成り立たなくなるおそれがあります。そこで考えられるのがコンパクトなまちづくりです。市では、平成22年度よりこの考え方についての議論を進めており、平成24年12月、『釧路市コンパクトなまちづくりに関する基本的考え方』を策定しました。
基本的考え方の概要
コンパクトなまちづくりとは
コンパクトなまちづくりは、必ずしも市街地の縮小を意味するものではありません。市街地をこれ以上広げないことを原則として、その中の構造を機能集約型に転換させていくというものです。市では、都心部を含めたいくつかの地区を拠点として、各拠点を公共交通で接続した効率的なまちを目指します。
また、市の課題を整理し、コンパクトなまちづくりに向けた4つの重点目標を設定し、これに向けた考え方や取り組み例を示しています。
構成
第1章 コンパクトなまちづくりとは1 コンパクトなまちづくりとは
2 釧路市が目指すコンパクトな都市のイメージ
3 考慮すべき視点
第2章 釧路市の現状と課題
1 釧路市の現状
2 釧路市の課題
第3章 コンパクトなまちづくりに向けた目標
1 コンパクトなまちづくりに向けた目標
重点目標1 「便利なまちなか」まちなかへの機能集約
重点目標2 「持続できるまちなか」都市基盤施設整備・維持管理コストの抑制
重点目標3 「行き来しやすいまちなか」公共交通の活性化
重点目標4 「住みたくなるまちなか」まちなか居住の推進
2 拠点及び機能集積軸の設定
第4章 コンパクトなまちづくりに向けた考え方
1 コンパクトなまちづくりに向けた考え方
2 重点目標に向けた考え方
※ 下記よりダウンロードできます。
今後の取り組みについて
コンパクトなまちづくりの実現には長い年月が必要です。重要なのは、市役所だけでなく市民一人ひとりがこの考え方を共有し、意識して行動していくことです。基本的考え方に記載された取り組み例を参考に、まずはできることから着実に取り組んでいきたいと考えておりますので、市民の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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