くしろ応援ファンド~釧路の価値を高める事業を応援~
釧路市内はもとより全国各地の方々から、釧路市内の企業等が取り組む、地域資源を活用した釧路の価値を高める事業への応援資金を小口出資(※)により集める仕組みを設け、産学金官が一体となって、この仕組みを活用する事業を支援します。
この仕組みを通じて、出資者である応援者がファンとなることで、完成した商品・サービスに対するファンの増加、ファンが知人へ紹介することによる販路の拡大、そしてファンの声による商品・サービスの磨き上げ、補助金や融資に依存しない資金調達が本事業の目的です。
ひいては、政策プランで掲げる移出(「外から稼ぐ」)の拡大、域内循環の推進を通して、釧路市の自立的発展に寄与するものです。
(※)小口出資:第二種金融商品取引業を行う者を介して、企業と投資家(出資者)との間で匿名組合契約を締結し多数の投資家から少額ずつ資金を募ることを言います。
(※)小口出資:第二種金融商品取引業を行う者を介して、企業と投資家(出資者)との間で匿名組合契約を締結し多数の投資家から少額ずつ資金を募ることを言います。
くしろ応援ファンドのポイント
- 釧路市内の企業等が取り組む、釧路の地域資源を活用した事業ごとに応援します。
- 釧路市内・全国各地の方々に対し、くしろ応援ファンド事業を活用した事業を応援するための資金の提供をお願いします。(くしろ応援ファンド事業の円滑な実施を支援する事業者がファンドを組成し、小口出資を募ります。)
- 応援者は、分配金に加え、応援により完成した商品・サービスを特典として受け取ることができます。
- 応援者からは、商品の購入・知人への紹介・磨き上げといった資金提供以外にも協力をいただきます。
- 応援ファンド活用事業を市内企業等から募集し、「(仮称)くしろ応援事業選定委員会」の審査に基づき選定します。
- 応援ファンド事業の推進にあたっては、応援ファンド事業の活用を希望する事業の発掘、事業計画策定サポート、(仮称)くしろ応援事業選定員会、制度設計、ファンド組成時サポート、ファンド組成費用軽減支援、販路開拓サポートなど、地元釧路(産学金官)が一体となって取り組みます。
産学金官の連携~基本協定の締結~
くしろ応援ファンドの仕組みを構築するため、平成26年度に、釧路公立大学地域経済研究センター、釧路信用金庫及び釧路市による共同研究「釧路市における市民ファンド構築に関する研究」を実施いたしました。また、くしろ応援ファンドを通して、地域資源を活用した、釧路の価値を高める事業を地域一体となって応援するため、平成27年3月25日に「くしろ応援ファンド事業に係る連携及び協力に関する基本協定」を8機関の間で締結いたしました。基本協定書は下記よりダウンロードしてください。
協定締結機関
- 阿寒町商工会
- 音別町商工会
- 釧路公立大学地域経済研究センター
- 釧路商工会議所
- 釧路信用金庫
- 公益財団法人釧路根室圏産業技術振興センター
- 一般社団法人北海道中小企業家同友会 釧路支部
- 釧路市
くしろ応援ファンド、3つの全国初
- 釧路公立大学地域経済研究センター、釧路信用金庫、釧路市の学金官が共同研究を実施し、市民ファンドの仕組みを構築した点。
- 産学金官が地域一体となって市民ファンドの組成を支援する点。
- 市町村単独でファンド組成費用の軽減を実質的に支援する点。
「平成27年度くしろ応援ファンド活用事業」が決定しました!
平成27年6月29日より「平成27年度くしろ応援ファンド活用事業」を募集したところ、4社より応募がありました。平成27年10月6日に「平成27年度くしろ応援ファンド活用事業選定委員会」を開催し、その推薦に基づき、最終的に3社をくしろ応援ファンド活用事業として決定いたしました。詳しくは、下記ホームページをご覧ください。