春採湖調査会(平成24年度第1回 平成24年8月1日開催)

■会議名■

平成24年度春採湖調査会第1回例会

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■開催日時及び開催場所■

平成24年8月1日(水)10:00~11:00

釧路市立博物館1階講堂

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■議題■

(1)平成24年度春採湖水質調査の実施及び水質状況について

(2)平成24年度春採湖ウチダザリガニ捕獲事業について

(3)春採湖におけるヒブナ・フナの産卵状況調査

(4)春採川統合河川整備事業について

(5)春採川潮止堰の運用について

(6)その他

  ・平成24年度春採湖調査会事業

  ・春採湖レポート2011編集発行方針

  ・平成23年度春採湖調査報告書

  ・春採湖潮止堰水位データ様式の確認

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■発言要旨■

 (事務局)

   議題(1)春採湖水質調査における塩分躍層について、平成20年度以降、低下しているが、春採湖の環境にどのような影響があるのか。

 (調査員)

   これまで春採川潮止堰の管理により、春採湖への海水の逆流を抑える方策を採ってきた。春採湖の塩分躍層が低下すれば、下層にある汚濁が上層に流出することが少なくなる。塩分躍層が上昇すると、上層の汚濁が進むことから、春採湖の水質を改善するために、逆流を抑えることは効果的であり、水質の改善がみられる。化学的な薬品等を用いず、春採湖の生態系を維持したまま、水質改善を図る手段として効果的な方法であると思われる。

 (調査員)

   春採湖水質調査におけるDO(溶存酸素)の値も下がってきており、上層の淡水層が厚くなっている。下層の無酸素層が少なくなることで、魚類の生息するキャパシティーも広がっている(無酸素層では生物が生息できないため)。無酸素層が無くなることは問題だが、塩分躍層が4m程度であれば問題ないと思われる。

 (調査員)

   現状は春採湖の昔の状態を保ちつつ、水質改善の成果が出ていると思われる。春採湖の北側は水深約2mと浅く湖底に生物がいるが、南側は塩分躍層の低下により淡水層の面積が増えることで、特定外来生物ウチダザリガニの生息域も広がることになる。特に、春採湖南側の旧柏木小学校付近では水草も増えており、ウチダザリガニにとって生息しやすい環境となっている。

 (調査員)

   春採湖の塩分躍層の低下は、生物にとって良い環境になっていると言えるが、本来、春採湖は海水の逆流があって成り立っている環境であり、ある程度、海水を逆流させる必要がある。

 (調査員)

   議題(2)の春採湖ウチダザリガニ捕獲事業について、今年6月の捕獲は湖岸全域で実施し、例年に比べ捕獲数は少なかったが、稚エビの捕獲数は過去、最も多かった。しかし、このことは他の個体が多くの稚エビを放出しているということでもある。ただし、ウチダザリガニは3年で成熟するため、稚エビの捕獲は将来の成体を取り除いたとも言える。今後もコンスタントに捕獲し続けなければならず、捕獲事業の実施にあたっては、春採湖ウチダザリガニ捕獲事業推進員会において、捕獲方法や住民周知の検討を行っているが、ウチダザリガニの根絶は困難であり、春採湖において外来生物とどのように付き合っていくかを考える必要がある。

 (調査員)

   ウチダザリガニを完全に駆除することが、方法的にも予算的にも難しいとすれば、どのように付き合っていくか、多くの方の知恵を借りて進める必要がある。

 (調査員)

   議題(3)の春採湖におけるヒブナ・フナの産卵状況調査において、産卵後の卵はそのまま残っているのか。

 (オブザーバー)

   卵は4~5日で孵化する。卵が古いものか新しいものかは泥の付き方等で分かるが、人工水草における産卵状況調査の6月29日の調査では、28日の調査ですでに確認したものか判断できなかったため、28日の産卵数も含んでいる。

 (調査員)

   春採湖における水草マツモの状況はどうか。

 (オブザーバー)

   産卵状況調査の実施地点の№16と№17は、昨年、マツモの群落が確認されたが、今年はマツモが水面まで成長していない。6月上旬の寒さが影響していると思われ、8月中下旬に調査すれば状況が違うかもしれない。マツモやリュウノヒゲモは断片が見つかる程度である。

 (調査員)

   昨年の春採湖における水生植物の調査では、マツモが僅かに見つかり、リュウノヒゲモは見られない状況であった。今年の調査はこれから実施するが、昨年から水草は増えていないと思われる。

 (オブザーバー)

   産卵状況調査の際に春採湖の透明度が低く感じられたが、水質調査において透明度は調査しているのか。

 (事務局)

   水質調査の資料に掲載していないが、透明度について調査している。後日、データを提供したい。

 (調査員)

   透明度については、クロロフィルa等と関係があるため、今後、データの掲載をお願いしたい。

 (事務局)

   了解した。

 (調査員)

   議題(6)の春採湖潮止堰水位データについて、昨年は目視観測により、春採湖への海水逆流状況を確認していたが、今後は逆流についての確かなデータが得られると思われる。

 (調査員)

   水位データのグラフで、水位が潮止堰の堰高を越えていない状況でも逆流しているとあるのはなぜか。

 (事務局)

   潮止堰の上流水位と下流水位を計測し、そこから逆流量を算出していると考えられる。この点も含めて、データを精査し提示したい。

 (調査員)

   逆流量については重要なデータである。確認をお願いしたい。

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■担当課係■

環境保全課自然保護担当

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このページについてのお問い合わせ

市民環境部 環境保全課 自然保護担当

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