ごみ処理施設等バス見学会を開催しました
令和4年10月28日(金曜日)に、各家庭から排出された資源物の古紙のうち雑誌、段ボール、雑がみがどのような工程を経てリサイクルされているのかを流れに沿って見学しました。
1.資源物の排出の実態を見学しました
釧路市リサイクルセンターの見学を行いました。この施設では収集した資源物が集められてます。実際に資源物として排出された状況を見ることができます。
ざつ紙として排出されたものの中には、汚れのついた紙やビニール袋など、リサイクルできないものが混入してました。
2.リサイクルするための事前の処理を見学しました
釧路市リサイクルセンターから運ばれてきた紙類は、古紙問屋のひとつである株式会社マテック釧路支店へ運ばれます。
こちらでは、まず、リサイクルに適さない紙類(ラミネート加工したものや臭いがついたものなど)についての説明を受け、その後、実際にリサイクルに適さない異物を人が手作業で取り除く作業を見学し、相当の労力が費やされていることを知っていただきました。
3.古紙から段ボールへ生まれ変わる工程を見学しました
株式会社マテックで処理をした古紙が、王子マテリア釧路工場に運ばれ、どのように段ボールに生まれ変わるのか、構内をバスで巡りながら説明を受けてきました。
最後に
釧路市は、道内の主な都市との比較でも、資源物を除いた1人1日あたりのごみの量が最も多い状況にあり、ごみの削減がとても重要となっております。
釧路市が抱えるごみの課題はいくつかありますが、その課題の一つとして、可燃ごみの中に適切に分別すれば資源物になるものが約20%も含まれている状況があります。
資源物はその名のとおり、適切に排出していただければ資源となり、再び商品に生まれ変わりますが、可燃ごみとして捨てられてしまうと焼却され灰となり資源の循環が止まってしまいます。
後世の子供たちに住みよい環境を残していくためにも、適切な分別とリサイクルは、とても大切な行動のひとつとなりますので、市民皆さまのご理解とご協力をお願いします。
今後も、当市では今回のような見学会を企画していきますので、皆さんのご参加をお待ちしております。
このページに関するお問い合わせ
市民環境部 環境事業課 廃棄物対策担当
〒085-0001 北海道釧路市古川町28番地 清掃センター
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