北海道ゾーンのご案内

 今、私たちが目指している動物園づくりをご紹介します。みなさまにとって憩いの場、学びの場としてこれからもなくてはならない動物園であり続けたいと願っています。

 釧路湿原に代表される海岸沿いの湿地と、周辺の森林が入り組んだ多様な道東の自然環境は、世界的に数の少なくなった動植物を静かにはぐくんできました。この貴重な自然を保全していくには、同じ地域で共に暮らしている動物について知り、そこから自然の成り立ちを理解していくことが一番わかりやすいのではないかと考え、園内に住みついている野生動物も含めた自然環境を背景に、北海道で見られる動物たちを展示しています。彼らに必要な自然を保全し、どのような距離を置きながら暮らしていくのがよいのか、みなさまと一緒に考えていきたいと思っています。
 このゾーンはまた、北海道東部の自然環境とそこに住む動物たちをコンパクトにまとめていますので、観光で訪れる方々にも十分楽しんでいただくことができます。「守られているのは私たち」。ゆったりと自然の声に耳を傾けてください。

「北海道ゾーンガイド」のご案内
 平日は正門横、総合案内所前に午後1時15分までにお集まり下さい。

 なお、土日祝日北海道ゾーンワンポイントガイドとなります。こちらは現地集合ですので、正門・西門に備えられている掲示板にワンポイントガイドの場所を掲示しております。ご確認の上、お越し下さい。

北海道ゾーンの入り口は3ヶ所ありますが、ここでは、シマウマ舎前の看板からスタートします。

入るとすぐにエゾリス舎があります。

エゾリスが出迎えてくれるかもしれません。

エゾリス舎の中にエゾモモンガのお家がありますが、夜行性のため昼間に外にでることはめったにありません。類人猿舎内に昼夜を逆転した部屋をつくり別のエゾモモンガを展示しています。

エゾモモンガ

花・花・花! 春から初夏にかけて、北海道ゾーンは花の季節を迎えます。木道の足元には可憐な野の花でいっぱいになります。職員手作りの説明板が要所に設置してありますので、足元を注意してみてください。

エゾノクサイチゴ

エゾオオサクラソウ

スミレの仲間

キジムシロ

ゼンテイカ

クロユリ

「タンチョウ・アオサギ観察デッキ」からは、アオサギの集団営巣地(コロニー)を望むことができます。
毎年3月になると本州から200~300羽が飛来し子育てを行ないます。

「タンチョウ観察広場」では、タンチョウを間近に見ることができます。

ハクチョウ池までは木道が設置され、丘陵地から湿原へ移り変わる様子がわかります。
途中のトンボ池では20種類のトンボの生息が確認されているほか、四季折々の植物や野鳥が観察できます。

北海道ゾーンの中核となっている「ハクチョウ池」です。ケガや病気で保護されたオオハクチョウが20羽ほど暮らしています。
池の中央にある中島では、オオハクチョウがふ化します。

ハクチョウ池周辺にはシマフクロウ、オオワシ、オジロワシ、クマタカの繁殖ケージがあります。

シマフクロウの親子

クマタカ

エゾヒグマがいます。ガラス越しにヒグマの大きさを実感してください。
2500頭といわれる野生ヒグマと共生するための知恵を、人間の側も伝えていかなければなりません。

エゾヒグマ観察窓の隣にエゾクロテンがいます。昼間はたいていお部屋の中にいるので、扉をそっと開けてみてくださいね。

「ふくろうの森」には、北海道で見られる6種のフクロウを3つのケージにわけて収容しています。
大きさの違いや、環境を住み分けて暮らしている様子をご覧ください。

ふくろうの森入口

コミミズク

シロフクロウ

エゾフクロウ