マンガで知ろう 釧路市中小企業基本条例 第3話 えぞっ子リング(その2)

第3話 えぞっ子リング(その2)


えぞっ子リング「お金より先に回るもの。それはココロ」 なちゅろう「ココロはお金より先に回るんだ」

例えば1円でも安いものを買うのは「損をしたくない」というココロ。でも、少し値段が高くても自然食品を買うのは「健康になりたい」というココロ。もっと高くても習い事をするのは「自分を高めたい」というココロ。寄付をするのは「誰かをたすけたい」というココロ。

企業がお金を使うときにもココロがある。それは「従業員を幸せにしたい」というココロ。「お客さまに喜んでもらいたい」というココロ。「よい会社にしたい」というココロ。

個人のココロ。企業のココロ。共通するココロがある。
それが「マチをよくすることで自分たちの生活をよくしていこう」というココロ。

お金の動きは変えることはできないけれど、ココロの動きはココロに寄りそえば自然に変わっていくものなんだい。

なちゅろう「すごいね。どうやればココロが寄りそうの」

やり方はそのマチごとに、自分で考えなければならないけれどもひとつ実際の例を示そう。中小企業のココロと地域のみんなが助け合うココロが寄りそったしくみだい。

釧路市内にある自主夜間中学「くるかい」の取り組み

「くるかい」はさまざまな事情で読み書きができない人の学び直しをボランティアで手伝っているんだ。


読み書きができないとその人の生活もとても不便になるし、マチにとっても残念なんだい。けれども夜間自主中学の運営はすごく大変なんだい。

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それで自主夜間中学を助けようと立ち上がったのがスキップカード。ポイントカードのポイントを「くるかい」に寄付するしくみを作りました。


そのしくみとは、最初にカードの地域限定の加盟店で商品を買うと、ポイントカードにポイントがたまる。
スキップカードは100円買うと1ポイントたまる。


そのポイントは次の買い物にも使える。けれど寄付することもできる。


この機能を使って自主夜間中学などへポイントを寄付するしくみが釧路市でつくられた。こうして集まったポイントはお金にかわって、学び直しの活動に使われるし、ポイントの百倍のお金が地域で消費されたことになる善意の域内循環だい。


なちゅろう「つまりポイントカードが地域で使われることが大事ということなの」えぞっ子リング「それだけじゃないんだい。ゆうエールのいちばん大事なことは加盟店という中小企業がマチにココロを寄りそわせたこと」


中小企業がマチにココロを寄りそわせると、マチを大事にする消費者がマチにココロを寄りそわせた中小企業にココロを寄りそわせる。


グレイ「ココロってなんだ。そんなものよりケーザイ活動が大事なはずだ。教育や福祉の活動はケーザイ活動があってこそだろう。じゃないと地球ケーザイをハカイするわたしの使命がむだになる」


えぞっ子リング「たしかに経済はすごく大切だい。経済はなければ教育も福祉も成り立たない。その経済を支えるのは消費者。でも消費者は経済を意識して商品を買っているわけではない。経済は黒子なんだい」


なちゅろう「黒子って」えぞっ子リング「それは忍者だい」


釧路市中小企業基本条例第7条第3項では「市民は中小企業を育てる視点に立って、中小企業の経営や社会貢献に関心を持つよう努めるものとする。

経済はマチを支えている。けれど黒子だからその姿は目立たない。目立たないから消費者はその存在を意識しない。でも黒子がいることを知って黒子を育てれば、その黒子はもっともっと力強くマチを支えてくれる。まず黒子がいることを知るのが大事。そしてマチのために努力してくれている黒子、つまり中小企業を応援するという気持ちを少しでもいいからものを買う動機に加えてほしい。

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えぞっ子リング「釧路市中小企業基本条例は、企業活動(経営)や社会貢献を通してまちづくりに努めている企業を市民が守り育てることを定めているんだい。そしてマチのためにがんばる会社を釧路市民は必ず応援するんだい」

えぞっ子リング「釧路の市民性は意気に感じると損得抜きでひと肌ぬいで助けるぞという粋なココロ。江戸時代の「江戸っ子」みたいな気質が釧路人だい」

えぞっ子リング「北海道はその昔、「えぞ」と呼ばれていた。だから江戸っ子みないな釧路人は粋な「えぞっ子」だい。えぞっ子は粋な企業を助けるんだい。粋な、いい企業を助けるんだい」

えぞっ子リング「粋ないい企業。いきないい企業。つまり、域内企業を助け合うのがえぞっ子だい」

なちゅろう「え~と、いまのダジャレかな」グレイ「さっそくキャラにほころびが見えてきたな」キホンマン「弟よ、ナイスジョークだ」

えぞっ子リング「でも、どういうふうに域内企業がマチをよくしようと活動しているのかはなかなか市民にはわからない。それをいろいろな形で伝えるのはマスコミや行政の仕事でもあるんだい」



キホンマン「すばらしいそ。そうやってココロの循環が進めばオレの体ももとどおりになるんだ」

キホンマン「ココロの循環でパワー復活」

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