企画展「戦後70年-戦争の中の暮らし-」
太平洋戦争が終わって今年で70年、10歳だった方もすでに80歳です。当時のようすを体験された方々が年を追うごとに少なくなり、戦争を知らない世代がますます増える中、戦争という大きなできごとを伝える必要性は増してきています。
人々が戦争に駆り出され、残された人々はどのような暮らしをしなければならなかったのか、釧路市立博物館では、戦争をしていた時代の人々の暮らしを紹介する企画展を開催いたします。当館が所蔵する実物資料を通してご覧ください。
開催期間など
- 日時:平成27年7月4日(土曜日)~9月27日(日曜日)
- 会場:釧路市立博物館 1階マンモスホール
おもな展示内容
昭和に入って釧路のまちが広がる中、時代は戦争に向かっていき、開戦、アメリカ軍の空襲、そして終戦、復興へと向かうようすを実物資料・写真などで紹介します。
- 広がるまちなみ:4代目幣舞橋の竣工記念写真など
- 戦争への道:陸軍特別大演習に伴う釧路への行幸など
- 戦争の中の暮らし:切符制・配給制、物資の供出、戦費の調達など
- 釧路空襲:空襲の概要、被災箇所の現在
- 戦後の復興:昭和20年代のまちなみ写真など
- 伝えられる戦争:当時を伝える記念碑・建造物などを紹介
出征関係(軍隊手帳、奉公袋、ゲートル、日の丸寄せ書き、軍事郵便等)、暮らしの関係(常会資料、回覧版、衣料切符、配給票、債券等、愛国百人一首、SPレコード)、空襲関係(防空頭巾、鉄かぶと、機銃弾、被災した橋桁等)などを展示します。
主催など
- 主催 釧路市立博物館
- 共催 釧路市立博物館友の会
このページに関するお問い合わせ
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