【博物館友の会】「おそなえもちをつくろう2009」
おそなえもちをつくろう2009
釧路市立博物館友の会主催行事「おそなえもちをつくろう2009」を行いました。
今年は新型インフルエンザの影響で、当日まだ冬休みに入っていない学校などがあったため、例年より少なめの51名の参加でしたが、参加してくれたお友達は楽しくおそなえもちを作ってくれました。
- 日時 2009年12月25日(金曜日)午前10時30分~12時
- 場所 博物館講堂など
- 定員 70名
- 対象 小・中学生とその保護者
- 参加費 一人100円
先ずは前日の準備から
餅つき前日の午後、5~6人ほどの友の会々員が集まり、お米を洗い水に浸したり、臼や杵を洗ってお湯につけておきます。昨年まで使っていた臼は古く木屑が出始めていたので対策に困っていましたが、思わぬところから「使い古しでよかったら…」と寄贈をいただきました。友の会一同たいへん感謝です。
当日は早朝から…
当日、準備のため早い人は午前7時30分から博物館に出勤して?お米を蒸すための薪ストーブの準備、お米の水を切ってセイロ(蒸篭)にセット、臼や杵を熱湯で暖めたりと大忙し。午前9時、お手伝いの友の会々員や博物館職員が集まり、無事故祈願のお祓いを行い準備完了。子どもたちが集まるのは10時30分から、それまでに6臼のお餅をつき上げておきます。写真は「あいどり」の達人土屋学芸員と桜岡副会長の名コンビ!!
お友達が集まりました。
子どもたちやお母さん方は、三角巾にエプロン姿で集まってくれました。先ずは、博物館の歴史博士!?戸田学芸員からお供え餅やお正月のいわれなど歴史のお話とクイズで、気分をお正月モードにスイッチONにしてから、いよいよ“はじまりはじまりー”
参加のお友達は二つのグループに分かれてもらい、先のグループが先ずはお米を蒸しているところを見学。
お釜でお湯がグラグラと沸き、蒸気をいっぱい上げてお米が蒸しあがっているのを見て子供たちは感嘆の声を上げていました。蒸しあがったお米と一緒に餅つきの部屋へ移動します。
子どもたちのもちつきが始まりました。
今回は、杉山伸一さんから子供用の杵と「もちつき大会」の文字入りの半纏をお借りして気分も最高に盛り上がり、「よいしょ!よいしょ!」の掛声を皆でかけながら全員でお餅をつきました。
陰の声…藤田副会長は子どもを乗せるのが上手…
女の子だってこんなに元気に「よいしょ!よいしょ!」
いよいよおそなえもちを作ります。
友の会々員や学芸員の指導を受けながら、子どもたちやお母さん、小さなお子さんもお姉ちゃんと一緒にお餅を丸めておそなえもちを作りました。
出来上がったお供え餅は、橙のおミカンと一緒にビニールの袋へ入れて持ち帰り「お家で飾りまーす」と言う子も…。
最後に、杉山伸一さんのアコーデオンに合わせお正月の歌を皆で歌いました。最近はあまりアコーデオンの演奏が聞けなくなっているのか、子供たちよりお母さん方のほうがその音色に感嘆していました。
今回お手伝いいただいた友の会々員は31名、昨年より大幅に増えました。また、博物館や埋蔵文化財調査センターの皆さんのお手伝いもいただき無事楽しく終了することができました。
終わりに、皆さんが「生き生きニコニコ」としてお手伝いをしてくれているのがたいへん印象的でした。来年も頑張りましょう。
写真・文:藤田(友の会副会長)
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