(終了しました)【博物館】5月9日は厚岸町遺跡探訪会!考古学ロマンを感じませんか?

終了しました。31名のご参加をいただきました。ありがとうございました。
ページ下部に開催の様子を掲載しています。



釧路市立博物館・釧路市埋蔵文化財調査センターは釧路考古学研究会、北斗遺跡竪穴の会、釧路市立博物館友の会と共催し、「厚岸町遺跡探訪会」を開催します。

厚岸町には90カ所の遺跡があり、アイヌの人々が築造したチャシなど、周辺地形も含めて保存状態が良好な遺跡も多く、素晴らしい眺望とともに、釧路地方の先史を知る上で重要な要素を持っています。
今回の探訪会ではそのうちの6カ所の遺跡を巡ります。いっしょに遺跡・考古学ロマンを感じてみませんか?


  • 日時 平成27年5月9日(土曜日) 午前9時から午後4時まで (雨天中止)
  • 集合・解散 釧路市立博物館
  • 厚岸町内からの参加者の方など、ご希望があれば厚岸町海事記念館前で集合(午前10時15分)解散(午後2時50分)できます。
  • 定員 30名(定員になりしだい締め切ります)
  • 参加料 300円
  • お申込受付 5月1日(金曜日) 午前9時30分から電話にて受付 釧路市埋蔵文化財調査センター 電話0154-43-0739

厚岸町の遺跡

6カ所の遺跡を訪ねます。

鹿落しのチャシ
鹿落しのチャシ跡。厚岸湾と厚岸湖の両方を見渡すことができます。

奔渡町裏山チャシ
奔渡町裏山チャシ跡。厚岸湖に面していて、南西側に弓状に壕(ごう)がめぐっています。


逆水松チャシ
逆水松チャシ跡。チャシの中に厚岸町指定天然記念物「逆水松(さかさおんこ)」があります。


松葉町裏山チャシ
釧路市の「お供え山」といえばモシリヤチャシ跡ですが、厚岸町の「お供え山」はこの松葉町裏山チャシ跡です。厚岸湾に面しています。

その他に、住の江竪穴群、国史跡国泰寺跡を探訪予定です。また厚岸町海事記念館も見学します。


そして、厚岸町の遺跡探訪といえば・・・現地から見える素晴らしい眺望です!
その一つをご紹介します。
鹿落しチャシ跡からの眺め
鹿落しのチャシ跡から厚岸湖を見たところ。手前の段差がチャシの壕です。写真以上の絶景をぜひご参加いただき、お楽しみください!




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持ち物・服装・ご注意いただきたいこと

昼食・飲み物は参加者各自で御用意ください。
チャシは急な上り坂を登ることになりますので、ハイキングができる服装でご参加ください。
手袋、帽子、タオルなども必要です。靴にも御留意ください。

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お問い合わせ・お申し込み

お申し込みは5月1日午前9時30分から電話にて受付いたします。

釧路市埋蔵文化財調査センター
電話 0154-43-0739
5月8日まで受け付けますが定員の30名に達ししだい締め切ります。


定員に達したため、お申込受付を締め切りました。ありがとうございました。




厚岸町遺跡探訪会ポスター

 

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遺跡の種類について

北海道の遺跡には大まかに次の種類があります。

【集落跡】
人間が住んでいた竪穴住居の跡などです。北海道では特に竪穴の跡が埋まりきらずに窪みになって観察できる遺跡があり、釧路市内では北斗遺跡、春採台地竪穴群、下仁々志別竪穴群、ノトロ岬竪穴群など、竪穴住居跡と思われる窪みが十数個~数百個におよぶ遺跡があります。


【遺物包含地】
竪穴住居跡などは確認されていないが、過去に土器・石器など遺物が採集された場所です。


【貝塚】
人間が貝をはじめ、食料の残滓を捨てたとされる場所です。貝殻のほか、動物の骨、廃棄された道具なども含むのが一般的です。単なるごみ捨て場としての利用だけではなく、生命や使命を終えたものを現世から送り出す特別な場だったという見方もあります。東釧路貝塚からは放射状に配置されたイルカの頭骨も見つかっており、貝塚利用の宗教的な側面がうかがえます。


【墳墓】
遺跡の種類では「墳墓」と「墓」を区別せず、死者を埋葬した施設をまとめて「墳墓」と呼ぶのが一般的です。巨大な古墳を別にすると、墳墓単独で成り立つ遺跡は少なく、集落跡に隣接して見つかる場合が多く、緑ヶ岡1遺跡、幣舞遺跡など多数の墳墓群が確認される遺跡もあります。


【チャシ跡】
チャシはアイヌ語で「柵・柵囲い」の意味を持ち、アイヌ文化期に構築されたものです。築造・使用年代はおよそ16世紀から18世紀にかけてと考えられ、1条または数条の壕(ごう)を持つものが多く、かつては戦闘用の砦として解釈されてきましたが、砦としての役割のほか、聖地、資源監視場や談合の場所など、地域や時代ごとにいろいろな機能があったと考えられています。釧路市内ではモシリヤチャシ跡、鶴ヶ岱チャランケチャシ跡が国史跡に指定されています。発掘調査例では桂恋フシココタンチャシなどがあり、発掘調査では柵列の跡やウミガメを埋葬した施設も見つかっています。


【その他】
上記に含まれない人間の生活の痕跡をいいます。洞穴遺跡やアイヌの物送り場などの祭祀施設がこれにあたります。

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開催の様子

厚岸町遺跡探訪会_2015_0
厚岸に向かう途中、釧路町のアチョロベツチャシ跡をバスの中から遠望。松浦武四郎の文献にも登場する古くから知られたチャシです。お供え山型(丘頂式)の立派なチャシです。


厚岸町遺跡探訪会_2015_1
最初の探訪遺跡、住の江町竪穴群です。厚岸町内の遺跡の解説は、厚岸町海事記念館の熊崎学芸員にお願いしました。擦文時代の方形の竪穴のくぼみが尾根筋に沿って存在しています。


厚岸町遺跡探訪会_2015_2
史跡国泰寺跡。国泰寺の桜がちょうど見ごろでした。

厚岸町遺跡探訪会_2015_3
厚岸町海事記念館も見学。


厚岸町遺跡探訪会_2015_4
午後からはお供山チャシ跡群を探訪。鹿落しのチャシ跡からは厚岸湖が見渡せます。


厚岸町遺跡探訪会_2015_5
厚岸湾に面する松葉町裏山チャシ跡で記念撮影。

31名のご参加をいただきました。ありがとうございました。


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